
MISSION
南アジア諸国の実態と会社設立について
私たちの目指すもの|南アジア諸国の持続可能な発展への貢献
背景
現在、南アジア諸国は先進国からの投資により急速な発展を遂げています。特に日本からの技術的・物質的・金銭的支援への依存度が高く、多岐にわたる要望が寄せられています。しかし、ODAなどの経済援助は、その性質上、国や大企業が主導する首都圏での大規模なインフラ整備が中心となりがちです。
日本の大企業は社会的意義を重視しつつも、多くの従業員を抱える現実から企業利益を追求する必要があります。また、南アジア諸国においても、人、物資、資金が都市部に集中せざるを得ない状況です。異なる文化や宗教問題に加え、地方都市や市町村では地域紛争が未だに発生しており、日本のように全国規模での法整備が実質的に進んでいません。これは、国民に平等な雇用と衣食住の保障を提供できていない現状と深く関連しています。首都周辺には多くの物乞いが見られ、地方の村々では窃盗が多発しています。
このような状況を少しでも改善し、南アジア諸国の基盤づくりに貢献することを目指し、私たちは会社を設立しました。私たちは以前より南アジア諸国の実情を深く理解し、何ができるかを熟考した上で、2022年5月に日本法人を設立しました。
私たちの目的
まず、私たちはスラム地区や地方地域を訪れ、村人たちの声に耳を傾け、自らの目で見て肌で感じることの重要性を認識しました。そこで明らかになったのは、南アジア諸国に早急に必要なものが数多く存在するという事実です。
私たちは即座に支援協力できる体制を既に構築していますが、彼らは日々生きていくための生活を抱えており(例えば、廃棄物の中から食料や利用可能なものを一日中探し続けています)、日本のような複雑な手順を必要とする無償奉仕やボランティアだけでは通用しません。これまでも、数百人の物乞いの方々や村の村長、長老たちへの寄付を行ってきました。私たちの活動が、その国や地域の社会格差を是正し、生活の質の向上に寄与するということを、皆様に理解し、認識していただいています。
現在、都市から少し離れた場所では路面が舗装されておらず、防犯灯や街灯のない夜道を、ヘッドライトのないトラックやバスが頻繁に往来しています。車両の窓からは人がはみ出して乗っていることもあり、非常に危険で事故も多発しています。
私たちが貧困地域の人々に対して期待する効果
私たちは、地域の人々の生活に密着した小規模のインフラ整備に特化し、以下の効果を期待しています。
-
外灯の設置|たった一つの外灯でも、地域の生活は大きく変わると考えています。
-
清潔な飲料水の確保|清潔な飲料水の供給により、病気の予防に貢献します。
-
日本の技術支援による雇用創出|日本の技術支援を通じて、村や町づくりを進め、地域に雇用を生み出します。
-
地域整備による格差是正と治安改善|地域整備を進めることで近隣格差を是正し、窃盗や地域紛争の減少に繋げます。
これまでの活動では、南アジア諸国の政府や指定行政機関、指定業者の協力を得て共に活動を進めてきました。
また、文化交流等を通じて、日本国内の様々な中小企業へのコンサルティングも行っています。